2011年07月08日

音の、よろこび

いやぁー…

すっかり更新の間が空いてしまいました。
ごめんなさい。

あまりに間が空いたので
もう書くことが出来ないんじゃないかって
けっこう本気で思ってしまいました。

でも踏み出してみると、また気分は変わるでしょう。

ぜったい無理だと思っていたことが
少しだけやってみよう、一部分だけ、とか
何とか勇気を振り絞って手をつけてみると
意外とやれちゃったりするんですよねぇ。
たかがブログに大袈裟だけれど(笑)。

だから最近は、あんまり怖がらないようにしています。
怖くて足がすくんじゃうとき、「ま、いっか」って。
やってみないと判らないもん。

さて、タイトルの「音の、よろこび」に戻りましょう。

私はあまり音楽に拘るタイプではないのですが
先日吉祥寺ではいった不思議なお店「ZUMI」
とても素敵な音を聴きました。

このお店、誰にでもお勧めするものではないかもしれません。
店主の泉さんという方が好きな音楽、
かなりコアなジャンルですし、喫茶店として寛ぐというのも
すこしだけ違うかも…ってカンジです。

でも、このお店のオーディオセットの素晴らしさ。

私が偶然このお店に入ったとき、泉さんは
エキゾチックな女性ボーカルのLP(える、ぴー、ですよ!)を
かけてくださいました。その、最初の音が聴こえたときの驚き。

深く入り組んだ洞窟のなかで
見えない誰かが鳴らす鈴の音を聴いた、ような。

そう、最初の音は金属の鈴の音でした。
そして女性の声。
まるでその場にいるような、温度さえ感じる、声。

楽器のちいさな弦の響き、掠れ、
様々な音が重なって響き
厚みのある、奥行きのある、
なんとも美しい音楽の世界が広がっていきました。

細胞のひとつひとつに染みとおるような、強くて静かなちから。

目から鱗、いえ、耳から鱗でしょうか。
(目に鱗が生えてたり耳に鱗が生えてたら不便そうですね)
なんだか今まで音楽や音にあまり興味を持たずにきたことが
損をしたような気がしてしまいました。

でもね、あのオーディオセット、素人の私が見積もっても
たぶん数百万、それも数、のところが
指5本じゃ足りないような気がするんですよね…。うーむ。

まぁそこまでの投資は私には無理だけれど、
今よりもうすこし良いオーディオを買ってみようかなぁ。
まずはヘッドホンとか…。
そんな気分にさせられた、午後でした。
posted by トリカラ at 12:15| 〔Triocolorsメンバーの日記〕 

2011年03月16日

不安はアドレナリンを出す

ひとは不安だと、アドレナリンが多く分泌されます。

これは非常事態により迅速に反応できる、
普段より大きな力が出せる等という良い効果がある反面

やたらイライラしてしまったり
何かをやらなくてはと焦燥してしまう悪い面もありますね。

今回の震災のような非常事態では、こうした
アドレナリン大放出状態になってしまうことが多々あるでしょう。

いま、「何かやらなくちゃ!」みたいな焦りが
心のなかにあるのだとしたら

アドレナリンくんの悪さのせいかもしれません。

落ち着いて、深呼吸〜。

今回の件は長期戦になると思います。
それだけにここ一発の火事場の馬鹿力ではなく
上手に力を配分して対応していくことが大切になるでしょう。

さて、私の周りにも今すぐ現地に入って何かしたい!と
心掻き立てられている方がいらっしゃいます。
その善意は素晴らしいことです。

しかし、まずは深呼吸。
すこし落ち着いて、準備をしてから向かいましょう。

手ぶらで混乱している現地に乗り込んで
受け入れ態勢のない役場や避難場所に飛び込んでも
まともな働きが出来る可能性はありません。

車とガソリン(帰りの分や移動作業の分も考慮)、
避難場所の食料を食いつぶすことのないよう
自分が滞在する間の食料すべてを持っていくこと。

簡易トイレや毛布など、生活を支えるものも大事ですね。
避難場所によっては毛布1枚に数名の家族が
くるまっていることもあるそうですから、
ボランティアのために毛布を提供していただくのは
考えるまでもなく、NGです。

そして、現地のニーズを確認。

本当に必要とされる場所に行かなくては、ね。

現地ボランティアセンターが立ち上がっていれば
必ずネットで情報を発信しています。
まだセンターが立ち上がっていないなら、
それを待ってからでも遅くはありません。
やることは長期的に山ほどあるし、
むしろ少し後のほうが需要がはっきりして
役に立てる可能性があります。

また、ボランティアは優しく被災者に話しかけたり
励ましてあげるような仕事ではありません。

山のような大量の救援物資の仕分けや
泥の中から何かを掻き出す作業になりますので
体力が無い方はやめておいたほうが良いと思います。

せっかく善意で行くのですもの、無駄にならないよう
現地のニーズを把握して、
現地の資源を食い荒らさないよう
きちんと準備して行ったほうが絶対よいですよね。

いま焦燥感の中にある方は、ぜひ、いちど深呼吸を。

善意が、ほんとうに良い形で生かされますように。

2011年03月10日

小さな行動・大きな結果

日経ビジネスオンラインで、面白い記事を読みました。

河合薫さんという方の「新・リーダー術」というシリーズです。

>ストレス対処力(SOC:sense of coherence)

ということについて、何本かの記事で書いておられます。

>それは、「どんな状況の中でも、半歩でも、
>4分の1歩でもいいから、前に進もうとする、前向きな力」だ。

こういう前向きなセンテンス、好きなんですよね〜(笑)。
これは私が単純でお気楽な人間だからでしょうね。

どれくらい単純かと言いますと、
いろいろ難しい状況が続いて気がふさいでいた昨日
ランチで同僚が私の愚痴をしっかり聞いてくれました。
そうしたらそれだけで、すっかり元気になっている自分が…!

我ながら単純すぎる。

問題はなんら解決していないというのに。
彼女がしてくれたことは、
うんうんとうなづきながら聞いてくれるだけだったのに。

でもそれだけのことが、すごい効果だったんですよね。
これって、私が単純だからというだけでは無い気がします。

システム開発の現場にいると、
チームの雰囲気が良いときとそうでないときでは、
やはりトラブルへの対処能力が大幅に違う実感があります。

何か問題が起きたとき、皆で対処しようと思うか
自分だけで何とかしなきゃ、誰もアテに出来ない!と思うか。

やはり前者が圧倒的に楽だし、パフォーマンスもいいんです。

なぜパフォーマンスもよいかと言うと、
雰囲気のいいチームではチーム全体を救おうとするから。
自分ひとり助かろうとする人間の集まりだと個人プレイの域を出ず、
同じ解決策を目指していない個々のプレイは相乗効果を生みません。
チームとしてのパフォーマンスが望めないのです。

そして雰囲気の良いチーム、信頼関係があるチームの場合は
責任がチームに分散されるという精神的な楽さがあり、
またチームのためにも頑張ろうというモラールの高さが見られます。

ね。辻褄が合っているでしょう?

さて、そういう大トラブルでは因果関係がわかりやすく
日常生活では見過ごされがちでありますが…

実は、平凡な日常の中でも同じ法則が働いている!
と、私はそう睨んでおります。

ちょっとした挨拶、手伝い、声をかけること、
そんなほんの小さなサポートが
仕事場や地域社会の雰囲気を上げ、
パフォーマンスを上げ、
実は日本経済と社会生活の向上に
すごい効果を出している。
計測できないけど、絶対そういう因果関係、あると思う!

ちょっと大袈裟かな?

でもそれくらい、日常の中の小さなサポートが生み出す
大きな大きなパフォーマンスを実感した午後だったのです。

河合薫さんも記事中で、ストレス対処力を高めているのは
人と人との関係性ではないかと考察しておられます。
さまざまなデータを提示しながらの考証で、説得力があります。

「失敗したくない…」と部下の手柄を横取りした男の末路
ストレス対処力が漠然とした不安を跳ねのける

(記事を読むためには日経オンラインの会員登録が必要です)

さて、私も日本経済と日本社会の向上に貢献するべく(笑)
まずは感じの良い挨拶をしてみるとしましょう。

よい1日を!
posted by トリカラ at 11:29| 【ストレス撲滅運動実施中】 

2011年02月24日

大人が本気になれば大抵のことは出来るのだ

とあるメルマガからの引用です。

これはお涙頂戴じゃない、現実の「冒険ストーリー」だと仰る
玉田さんの

「日本には、こんな理不尽な世界があるのだ!ということと、 
 大人が本気になれば、大抵のことは出来るのだ!ということを
 お伝えしたくて、」

という3行に胸を衝かれました。

どんな立場の、どんな人にも、理不尽な世界は存在します。
私にも、私の理不尽な世界が立ちはだかります。
その世界にしてやられ、無力感にうずくまることも多い毎日です。

大人が本気になれば、大抵のことは出来るのだ!

なんて言うか、ねじを巻いてもらった、ような、気がしました。

大人は、強い。人間は、強い。私は、強い。

そう、見ていろよ、私が本気になれば大抵のことは出来るのだ!

▼以下、引用
********************************
こんにちは! たまだ です。

ようやく!
手話で学べる私立学校「明晴学園」を設立するまでの歩みを綴った
著書「小指のおかあさん」をポプラ社より出版いたしました。

ろう学校と闘い、教育委員会と闘い、文科省と闘い、公開の場で石原都知事に直談判し
多くの方に応援して頂いてろう児の夢を叶えた、現実の世界の“冒険ストーリー”です(笑)

印税は、BBEDに寄付しろう児のための活動に使われます。
(さらに、こちらのブログパーツからアマゾンで購入いただけば、
 アフェリエイト分も寄付します)
http://blog.canpan.info/tamatama/archive/673

日本には、こんな理不尽な世界があるのだ!ということと、
大人が本気になれば、大抵のことは出来るのだ!ということを
お伝えしたくて、お知らせしました。

お時間のあるときに、ご覧になって頂ければ幸いです。

玉田雅己・玉田さとみ

是非、メルマガ、ブログ、ツイッター等にてご紹介いただければ幸いです。

*(ブログ紹介例)****************************

「あきらめなければ夢はかなう」― 子どもたちに、そう伝えたい ―

聞こえない子を授かった聞こえる親が、ろう者と出会い、日本手話を知り、
悲しみの底から立ち上がり私立学校を設立するまでのノンフィクション!
汗と涙と笑いの感動ストーリー

『小指のおかあさん』玉田さとみ著(ポプラ社)1300円(税別)

「生まれたときから聞こえないから、聞こえないことがフツー。
私たちは不自由でも不幸でもない」

凛としたろう者の言葉に胸を打たれ、わが子を日本手話で育てる決心をしました。
ところが、ろう学校で待っていたのは、昭和8年から手話を禁止し、
聞こえない子を聞こえる者に近づける訓練の日々だったのです。

「ろう学校では、なぜ手話を使ってはいけないの?」
素朴な疑問の数々は不信感へと変わり、手話による教育を望む活動へと発展します。
しかし70年以上続いた教育界の壁は厚く、やがて構造改革特区で学校設立を目指すことに。
その道のりは、果てしない壁の連続でした。
「ろう児が手話で学べる学校を創りたい」「ぼくたちの未来を応援してください」
ろう児と親たちの切実な呼びかけと行動が、多くの人の心に届き、
その支援の輪によって壁が次々に壊れて行きます。
集まった寄付金は総額約1億1千万円。

そしてついに、「手話を学び・手話で学ぶ」私立学校・明晴学園が誕生しました。
それは、ろう児とろう者と親、そして多くの支援者によって作られた
日本一小さな夢の学校です。

詳しくは http://blog.canpan.info/tamatama/archive/673

*(ツイッター紹介例)****************************

【RT希望】書籍「小指のおかあさん」発売!日本のろう学校は手話を禁じています。ろう児を授かった聞こえる親が悲しみから立ち上がり、「手話で学べる」私立学校明晴学園を設立するまでの汗と涙と笑いの感動ストーリー。
http://ow.ly/3XlWv


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NPOバイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター
代表理事 玉田雅己 (Masami TAMADA)
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特定非営利活動法人
バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター
(BBEDろう教育センター) http://www.bbed.org/
                                             http://www.bbed.org/com/
〒143-0016 東京都大田区大森北1-30-1三喜屋ビル2F
tel/fax:03-5767-5057 info@bbed.org
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★ろう児の言葉は日本手話!書記日本語とのバイリンガル教育実践中!
明晴学園 http://www.meiseigakuen.ed.jp/
★手話・筆談さんせい!ブログ
http://blog.canpan.info/bbed/
★NPOろう学校をいっしょに創ろう!ブログ http://blog.canpan.info/tamatama/
CANPAN第2回ブログ大賞2007教育賞を受賞!
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☆全国のろう児のために!親同士のつながりを!
全国ろう児をもつ親の会 http://www.hat.hi-ho.ne.jp/at_home/
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■こども、みんなが元気が育つ「こどもの環境」を 今、考える!
こども環境学会 http://www.children-env.org/
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posted by トリカラ at 18:19| 〔Triocolorsメンバーの日記〕 

2011年01月18日

メッセージ

新年早々
なんですが、
最近、私の周囲では

「御祓いでもしようかなぁ」

というため息交じりの声が多いです。

どういうわけだか判りませんが、
年が空けてから突然バタバタと
何人もの友達や仕事仲間が
ご家族のご病気に見舞われてしまって…。

気候のせいもあるのかしら…。

病気って、自分自身も辛いけれど
周囲も本当に辛いものですね。

心も辛いし、身体も辛い。
病気と共に戦うことを、
普段の仕事や生活にプラスして
やっていくわけだから。

お母様が緊急入院をされた仕事仲間は
病院に詰めっきりという状態。

携帯とパソコンを車に積んで
(病院の駐車場に駐車している)、
病室と車を行ったり来たりしながら
仕事と看病を並行運転。

あれでは倒れてしまうのでは、と
周囲も心配しています。

すこし休憩しなくては…

でもそんなことは本人だって
判ってて、判っているけど
それが出来ないって状況なんですよね。

別の友達も、2人のお子さんのうちの1人が
とつぜん手術をすることになり
そちらだけでも相当に大変だけど
健康なお子さんだって放ってはおけない、
仕事もそうそう休めない、と悲鳴を上げていて…。

休みが必要なほど疲れているのに
休むことが出来ない。

そんな状況が続くと、体も心も疲れて
「御祓いでも…」という発言になるのでしょう。
そりゃそうですよね。ホント、祓えるものなら
祓いたい。気持はとてもよくわかります。

なにか私に出来ることはないかしら。

具体的な、なにかの作業。
もうひとりのお子さんの送り迎えとか、
日常の買物とか、差し入れとか。

些細な作業ですが、具体的な行動って、
気持の袋小路を打開するパワーがありますよね。

具体的で小さな作業、
それほど難しくなく完了できる作業、
それを片付けることで
なぜか不思議と、
気持がすこぉし、開くような気がします。

だから、本人がそれを出来ないときは
友達が代わりにやってあげるっていうのも
何だか良いような気がするのです。

手伝うよ。

一緒にがんばろう。

そんなメッセージも込めて。
 
 
posted by トリカラ at 17:22| 〔Triocolorsメンバーの日記〕